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ヒーリング・ハート　★★★
2000年、香港映画監督　　ゲイリー・タン出演　　トニー・レオン　　　　ミッシェル・リー (Story) 外科医ローレンス(トニー・レオン）が担当する患者に脳腫瘍は摘出したものの、瀕死状態が続いている親友の恋人ジャッキー（ミッシェル・リー）がいた。ある日、奇跡的に目覚めたジャッキーは、めざましい回復ぶりをみせ、元恋人の気持ちを受け入れず、ローレンスのアパートに転がりこむ。二人は惹かれあっていくが、ジャッキーは再び脳腫瘍に侵されていく。 (Review) トニーさんはエリート医者役を演じています。人間味あふれ、親しみのある「裏街の聖者」とは真逆の、「白い巨塔」の財前のようなクールな男を演じています。違うのは恋人を亡くした傷を背負っているところでしょうか。その彼に瀕死状態だった女性が目覚め、ふたりは恋に落ち、別れが待っていて・・という悲恋ストーリーの展開で、なんにも盛り上がりもなければ、感情移入も出来ずに終わり、ラストも物足りなかったです。どんな役でも演じこなせるトニーさん。ラブロマンスを演じる、エリート医者のトニーさんを見られて、よかったかなくらいでした。 -Back-

ヒーリング・ハート　★★★

2000年、香港映画
監督　　ゲイリー・タン
出演　　トニー・レオン
　　　　ミッシェル・リー

(Story)
外科医ローレンス(トニー・レオン）が担当する患者に脳腫瘍は摘出したものの、瀕死状態が続いている親友の恋人ジャッキー（ミッシェル・リー）がいた。
ある日、奇跡的に目覚めたジャッキーは、めざましい回復ぶりをみせ、元恋人の気持ちを受け入れず、ローレンスのアパートに転がりこむ。
二人は惹かれあっていくが、ジャッキーは再び脳腫瘍に侵されていく。

(Review)
トニーさんはエリート医者役を演じています。
人間味あふれ、親しみのある「裏街の聖者」とは真逆の、「白い巨塔」の財前のようなクールな男を演じています。
違うのは恋人を亡くした傷を背負っているところでしょうか。
その彼に瀕死状態だった女性が目覚め、ふたりは恋に落ち、別れが待っていて・・という悲恋ストーリーの展開で、なんにも盛り上がりもなければ、感情移入も出来ずに終わり、ラストも物足りなかったです。
どんな役でも演じこなせるトニーさん。ラブロマンスを演じる、エリート医者のトニーさんを見られて、よかったかなくらいでした。

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ＨＥＲＯー英雄－　★★★★★
2002年、中国映画監督　　チャン・イーモウ出演　　ジェット・リー　　　　トニー・レオン　　　　マギー・チャン　　　　チャン・ツィイー (Story) 紀元前２００年の中国。後の始皇帝こと秦王（チェン・ダオシン）に絶えなく刺客が襲ってきた。ある日、刺客の３人を抹殺したという無名（ジェット・リー）が王宮にやってきた。秦王は無名に謁見を許し、刺客を討ち取ったといういきさつを直接聞くが、王は信じようとはしなかった。すると無名は平然とした顔して別の話を語り始める。無名の本当の目的は何か？ (Review) チャン・イーモウ監督の「美の世界」です。ウソは赤、真実は白、王が推察は青、残剣（トニー・レオン）と飛雪（マギー・チャン）の回想シーンは緑と、回想シーンごとにカラーが変わり、中国の雄大なる舞台、映像、ワダ・エミの衣装の美しさに目を奪われました。話は一見、血なまぐさを感じますが、流血シーンはないのはこれも美意識のひとつでしょう。タイトルからして派手派手なアクション、娯楽映画を想像しますが、リアル感のあるドラマです。自分の正義よりも中国全体の平和のため、自ら犠牲になった無名を演じたジェット・リー。正義とは？己の復讐か、それとも平和を選ぶか？これは現代にも通じる話ではないでしょうか。キャラの中でも印象に残ったのは愛に生きた男＝残剣のトニー・レオン。長髪をなびかせて闘うシーンは、セクシーすぎて、思わずため息が出ました。 -Back-

ＨＥＲＯー英雄－　★★★★★

2002年、中国映画
監督　　チャン・イーモウ
出演　　ジェット・リー
　　　　トニー・レオン
　　　　マギー・チャン
　　　　チャン・ツィイー

(Story)
紀元前２００年の中国。後の始皇帝こと秦王（チェン・ダオシン）に絶えなく刺客が襲ってきた。
ある日、刺客の３人を抹殺したという無名（ジェット・リー）が王宮にやってきた。
秦王は無名に謁見を許し、刺客を討ち取ったといういきさつを直接聞くが、王は信じようとはしなかった。すると無名は平然とした顔して別の話を語り始める。無名の本当の目的は何か？

(Review)
チャン・イーモウ監督の「美の世界」です。
ウソは赤、真実は白、王が推察は青、残剣（トニー・レオン）と飛雪（マギー・チャン）の回想シーンは緑と、回想シーンごとにカラーが変わり、中国の雄大なる舞台、映像、ワダ・エミの衣装の美しさに目を奪われました。
話は一見、血なまぐさを感じますが、流血シーンはないのはこれも美意識のひとつでしょう。
タイトルからして派手派手なアクション、娯楽映画を想像しますが、リアル感のあるドラマです。
自分の正義よりも中国全体の平和のため、自ら犠牲になった無名を演じたジェット・リー。
正義とは？己の復讐か、それとも平和を選ぶか？これは現代にも通じる話ではないでしょうか。
キャラの中でも印象に残ったのは愛に生きた男＝残剣のトニー・レオン。長髪をなびかせて闘うシーンは、セクシーすぎて、思わずため息が出ました。

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ヴィレッジ　★★★
2004年、米映画監督/脚本/製作　　Ｍ・ナイト・シャマラン出演　　　　　　　ホアキン・フェニックス　　　　　　　　　エイドリアン・ブロディ　　　　　　　　　ブライス・ダラス・ハワード (Story) ペンシルヴァニア州の深い森にただすむ人口わずか６０人の村は、お互いに助け合いながら自給自足の生活を送っていた。村から訪ねてきた人も村から出た人もいない。なぜなら森には災いがあるという伝説があり、人々は「森に入ってはいけない」という掟を守って過ごしてきたから。しかし、好奇心旺盛の若者であるルシアス（ホアキン・フェニックス）は、過去に被害があったことがないという理由から、そのような掟はただの迷信だと信じていた。本当に森には災いがあるのだろうか？村の秘密とは？「シックスセンス」「サイン」で知られるシャマラン監督の最新作。 (Review) シャラマン監督作品は、釘付けになるミステリー、ラストは肩透かしという作風です。たぶん、本作も肩透かしのラストだろうと予想しつつも、怪物が出るという話から仏映画「ジェヴォーダンの獣」米版のようで目が釘付けになりました。しかし、ただの怪物の話ではなくて、ドラマが描かれていました。ルシアス、アイヴァー（プライス・ダラス・ハワード）、ノア（エイドリアン・プロディ）の３人の愛がうまく交差してました。特に、ノアを演じたプロディは好演してましたね。さすが「戦ピア」でオスカー受賞しただけあります。さて、何故人々は掟に縛られていたのか？森の謎は？ここからはネタばれ↓ ラスト、村の周りは森に覆われていて、その先は現代のビルディング。ずっこけましたよ、さすがはシャラマン監督（爆～）なぜそんな村を作り上げてきたかというと、村の長老たちが現代社会では生きていけない、街で心の傷を負ってしまった人々がひっそりと暮らしていた楽園、そして、これからも永遠に他の人から踏み入れてほしくない場所だったのです。村の若者を他の土地に出でほしくないばかりに森の伝説をつくり上げていたんですよ。まあ、予想どおりでしたね。ルシアスが重傷を負い、盲目のアイヴィーが街まで行って、薬を取りに行きます。街に行く道中で怪物が現われました。これはアイヴィーの恐怖心なのか？と思ったら、怪物の正体はハンディを背負ったノア。彼は愛するアイヴィーをルシアスに取られまいと、ルシアンを怪我させ、そして、薬を取りに行くアイヴィーの邪魔をする。彼は本当にハンディがあったのか？と最初から疑問に思う行動があり、実は生まれつきハンディではなくて、村の掟を無理やり縛り付けられ、心のバランスを崩したとしか思えませんでした。そして、彼の報われない愛、最期の姿は悲哀感がありました。彼こそは村の犠牲者に感じられました。 -Back-

ヴィレッジ　★★★

2004年、米映画
監督/脚本/製作　　Ｍ・ナイト・シャマラン
出演　　　　　　　ホアキン・フェニックス
　　　　　　　　　エイドリアン・ブロディ
　　　　　　　　　ブライス・ダラス・ハワード

(Story)
ペンシルヴァニア州の深い森にただすむ人口わずか６０人の村は、お互いに助け合いながら自給自足の生活を送っていた。
村から訪ねてきた人も村から出た人もいない。
なぜなら森には災いがあるという伝説があり、人々は「森に入ってはいけない」という掟を守って過ごしてきたから。
しかし、好奇心旺盛の若者であるルシアス（ホアキン・フェニックス）は、過去に被害があったことがないという理由から、そのような掟はただの迷信だと信じていた。
本当に森には災いがあるのだろうか？村の秘密とは？
「シックスセンス」「サイン」で知られるシャマラン監督の最新作。

(Review)
シャラマン監督作品は、釘付けになるミステリー、ラストは肩透かしという作風です。たぶん、本作も肩透かしのラストだろうと予想しつつも、怪物が出るという話から仏映画「ジェヴォーダンの獣」米版のようで目が釘付けになりました。しかし、ただの怪物の話ではなくて、ドラマが描かれていました。ルシアス、アイヴァー（プライス・ダラス・ハワード）、ノア（エイドリアン・プロディ）の３人の愛がうまく交差してました。
特に、ノアを演じたプロディは好演してましたね。さすが「戦ピア」でオスカー受賞しただけあります。
さて、何故人々は掟に縛られていたのか？森の謎は？
ここからはネタばれ↓
ラスト、村の周りは森に覆われていて、その先は現代のビルディング。ずっこけましたよ、さすがはシャラマン監督（爆～）
なぜそんな村を作り上げてきたかというと、村の長老たちが現代社会では生きていけない、街で心の傷を負ってしまった人々がひっそりと暮らしていた楽園、そして、これからも永遠に他の人から踏み入れてほしくない場所だったのです。
村の若者を他の土地に出でほしくないばかりに森の伝説をつくり上げていたんですよ。
まあ、予想どおりでしたね。
ルシアスが重傷を負い、盲目のアイヴィーが街まで行って、薬を取りに行きます。
街に行く道中で怪物が現われました。
これはアイヴィーの恐怖心なのか？と思ったら、怪物の正体はハンディを背負ったノア。
彼は愛するアイヴィーをルシアスに取られまいと、ルシアンを怪我させ、そして、薬を取りに行くアイヴィーの邪魔をする。
彼は本当にハンディがあったのか？と最初から疑問に思う行動があり、
実は生まれつきハンディではなくて、村の掟を無理やり縛り付けられ、心のバランスを崩したとしか思えませんでした。
そして、彼の報われない愛、最期の姿は悲哀感がありました。彼こそは村の犠牲者に感じられました。

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