２０４６　★★☆

2004年、香＝中＝仏＝伊＝日合作 監督/脚本/製作　　ウォン・カーウァイ 出演　　　　　　　トニー・レオン 　　　　　　　　　コン・リー 　　　　　　　　　チャン・ツィイー 　　　　　　　　　木村拓哉 (Story) ６０年代、香港。新聞記者のチャウ（トニー・レオン）は、 心から愛した女性と結ばれず、今も心の傷が癒されるとこなく、苦い耐え難い苦しみとなっていた。 そんな彼の前に現われたひとりの女性ジンウェン（フェイ・ウォン）。 彼女は日本人の恋人（木村拓也）を愛していたが、父親に反対され、恋人は日本に帰ってしまう。 チャウはジンウェンをかつての恋人スー（マギー・チャン）と重ね合わせ、 彼女と日本人の恋人をモデルとし小説「２０４６」を書き始めた。 (Review) カーウァイ監督が５年の歳月をかけて製作した話題作。 ６０年代の香港を見事に再現した監督の手腕は見事。 カーウァイ監督わーるどがさく裂した作品です。 そもそもカーウァイ監督の作品は映像美には優れていますが、 ストーリー性は弱いです。 本作も然り。監督作品の中でも、ストーリーに入りにくいです。 「花様年華」と同様、映像に溶け込んでいるトニーは存在感があります。 他のキャストも同じくカーウァイ監督の世界に溶け込んでいますが、キムタクは個性が強すぎました。 ６０年代と小説と近未来を融合させた映像作品だけに残念です。 -Back-

ニューヨークの恋人　★★★★☆

2001年、米映画 監督/脚本　　ジェームズ・マンコールド 出演　　　　 メグ・ライアン 　　　　　　 ヒュー・ジャックマン (Story) ニューヨークでひとり暮らししているケイト（メグ・ライアン）は、広告会社に勤めるバリバリのキャリアウーマン。 彼女の住んでいるアパートの上には元恋人の科学者．スチュアート（リーヴ・シュレイパー）が住んでいた。 ある日、彼の部屋に行ってみると、ハンサムな貴公子がいた。 彼は１８７６年のニューヨークからタイムスリップしてきたレオポルト公爵（ヒュー・ジャックマン）。 スチュアートは時空の亀裂から１８７６年に行き、レオボルドに追いかけられ、そのままレオポルドも現代にきたのであった。 ケイトとレオポルドはお互い惹かれ合うようになり・・時空の越えた二人、その恋はどうなる？ (Review) 時空の越えた二人、まるでおとぎ話のような話です。 話もテンポがよく、話しに入りやすく、キャラに感情しやすかったです。 ラブコメの女王といえば、メグ。はまり役です。 彼女以上に印象的なのはレオポルド公爵を演じたヒュー・ジャックマン。 もう私は彼にメロメロになりましたよ。 あー、ケイトが羨ましい！ 私にも白馬に乗ったハンサムな貴公子が来て欲しいと思ったくらい。 屋上で食事、ダンスしたい、１９世紀にタイムスリップしたい。 お願い、私も連れって！と願ったことか（笑） 私も夢のような世界に入り込みました。 幸せ気分にさせてくれてありがとう！