スクール・オブ・ロック　★★★★☆

2003年、米映画 監督　　　　　リチャード・リンクレイター 脚本、出演　　マイク・ホワイト 出演　　　　　ジャック・ブラック (Story) バンドを首になり、生活に困ったディーイ（ジャック・ブラック）。 ある日、同居している友達ネットに有名学校から電話がかかってくる。 電話を取ったディーイは代用教師のお金に目がくらみ、 ネットになりすまして、学校に赴任する。 受け持った学級の生徒を適当に指導した日々だったが、 ある日、音楽の授業を受けている生徒達を見て、 彼は生徒たちとロックバンドを結成することを思いつく。 コンテストに優勝すれば、お金が手に入る！ ディーイは生徒たちを騙しながらも、 ロックの歴史、理論、魂を教え込み、 いつのまにか生徒たちもロックに目覚めていく。 (Review) 下馬評どおり、観ている私まで熱くなりました！ 儀教師がお金に目がくらみ、ロックバンド結成しコンテストに応募したことから始まります。 ロックを通して、有名学校の生徒たちも先生も明るくなっていき、表情がイキイキしていきます。 これは自分が眠っていたものを起こしてくれる、つまり才能開花したもの、 やればできること、昔の自分を思い出してくれることが描かれてました。 彼が生徒に与える情熱は本物の先生以上！机で教えることがすべてではない、 子供と一緒になってやることも大事。彼の言葉ひとつ、ひとつに説得力がありました。 説得というものは、一歩間違えると生徒を追い込みますが、 彼は生徒をやる気を起こさせてくれるものをもっています。 人前で歌うのが恥ずかしいという肥満の子供に対しても、 彼の言葉でコンプレックスを取り払ってくれる、やる気を起こしてくれるシーンは印象的です。 「当たってくだけろ！」「失敗を恐れるな」というセリフは胸を熱くさせてくれます。 子供たちばかりではない、大人たちも昔の自分を思い出し変わっていきます。 中でも校長先生は、ロックが大好きだった普通の女の子だったのに、 有名学校の校長ということで押さえていた自分を目覚めてさせていきます。 酒を飲むと人が変わる校長先生、最高！ ディーイを演じたジャック・ブラックも最高。彼の目が印象的、もう血走っていました。 ロックで明るくなった生徒たちの表情も印象が深いし、愛くるしいものがありました。 最後のライブは最高！感動をありがとう！ -Back-