ツーリスト　★★☆

2010年、米映画 監督　　フロリアン・ヘンケル・フォンド・ドナースマルク 出演　　アンジェリーナ・ジョリー 　　　　ジョニー・デップ (Story) アメリカ人旅行者フランク（ジョニー・デップ）は、 パリからヴェネチアに向かう列車で謎めいた女性エリーズ（アンジェリーナ・ジョリー）と出会う。 ヴェネチアに降り立っても彼女に誘われるがまま超一流のホテルに泊まったりと夢みたいな気分に浸るが一転悪夢に。 誰も顔を知られていない犯罪者を間違えられ警察とマフィアに追われるはめになる。 (Review) インパクトのある演技をせず、タンタンと演技し、やる気があるのかないのか、 それでもどんな役もはまってしまう、これがジョニデ（ジョニー・デップ）の魅力です。 トムさん(トム・クルーズ）が００７なら、今回のジョニデはルパン三世か、ピンクパンサーか？(笑） 本作もジョニデワールド全開していました。おとぼけぶりも逃げ回るシーンも最高！ 屋根から逃げ回る時の走り方はジャック・スパロウそのもの。演じている人間が同じだから、当たり前か（爆～) 作品自体は、退屈することもなく、最後まで観れましたが、何にも残らないのが正直な感想です。 アンジェリーナ・ジョリーが演じるエリーズが警察をかわし、ふたりが出会うシーンまではよかったですが、その後はたいした進展もなし。 登場しないアレクサンダー・ピアスがいつ登場するのか興味があるくらい。顔が知られていない、 登場しないというのは、もしかすると、私のカンが当たれば、主役の二人のうちのどちらか？ここから隠れます↓ やっぱりね、なかなか登場しない謎のキャラといえば、 今まで登場しているキャラのいずれか、特に主役しかいないですよ。 途中までは、エリーズがピアスかと思ったら、 何かと首をつっこみたがるフランクが怪しいと思い始め、敵地に乗り込んだ時はやはりそうでしたか。 いくら惚れた、恐いもの知らずとはいえ、そこまでするかと思っていたし。 愛の力だを言われればそれまでだけど（これ、いつも疑問に思うので） ツッコミもあり ①エリーズが選ぶ男性がフランクではなく、他の男性だったら？同じ体型の男を選べといえど他にもいそうなはず。 ②１年も一緒にいて、姿を変えたとはいえ、フランクがピアスと気付かなかったのはなぜだろう？ 一緒にいた時間が短いからといえばそれまでだが、人間のクセまでは変わることはないはず。 まあ、ピアスの演技が光っていたということにしておきましょう（爆～） ③警察も、マフィアのマヌケぶりには呆れた。真面目なサスペンスドラマではなく、 単なるコメディとして観ればいいかも。ならば、マヌケなキャラの方がいいのでは？（爆～） ④前のピアスの顔は一体？誰も顔を知られていないとあるから、エリーズ=ピアスだと思っていたですよ。 ⑤ジョニデとアンジェリーナ・ジョリーの夢の共演実現が話題でしたが、どうもしっくり感じないのは私だけでしょうか？ とぼけた男と彫刻のような女としか感じられません（爆～） -Back-