プリズン・ブレイク 　シーズン１

2005年、米ドラマ、全23話 (Cast)　マイケル・スコフィールド・・・ウィントワース・ミラー 　　　　リンカーン・バロウズ・・・・・ドミング・ミラー (Story) 　マイケル（ウィントワース・ミラー）は銀行を襲撃し、 兄リンカーン（ドミング・ミラー）と同じ刑務所に収監された。 銀行を襲撃した理由、それは無実の罪でもう時期死刑になる兄を救うため。 無実を訴えても誰も聞く耳をもたない、正当なやり方では兄を救うことができないと、 業を煮やしたマイケルはわざと銀行を襲って兄と同じ刑務所に入るように仕向けたのであった。 　死刑執行まであと３０日、残された時間でマイケルは兄と脱獄することができるか？ (Review) （１～１３話まで） 　プリズン・ブレイクとは脱獄。タイトルどおり、脱獄の話を描いた作品です。 ２４同様、斬新的なドラマ作りに驚きました。 このドラマの魅力は「２４」と同様、時間。 「２４」がリアルタイムならば、「ブリズン・ブレイク」はタイムリミット。 残された時間の３０日以内で本当に脱獄がてきるか？がポイントです。 　キャラたちが魅力的です。特に主人公マイケルはイケメン ＩＱ２００の頭脳明晰、全身に刑務所の地図を描いたタトゥー、 思わずかっこいいと惚れてしまいました。 　話の展開に無駄はありません。 刑務所ばかりではなく、外の世界と交互に描かれ、アクション、サスペンス、 ドラマを上手に絡めています。舞台である刑務所は、荒くれ者たちの集まりの中をマイケルは着実に計画を練っていきます。 　マイケルに協力するものがいれば、そうでないものもいる。 それに看守の目が光っている。 本当に脱獄できるのであろうか、不可能をやってのけることができるであろうか？ もし計画がばれてしまえばおしまい、ハラハラドキドキの緊張感がたまりません。 　刑務所の外の世界はマイケルをはめた事件の真相とは？ サスペンス好きにはたまりません。 　また、ドラマも見どころのひとつです。 マイケルと兄リンカーンとの絆、兄を救おうとするマイケルの思い、兄弟愛に感動しました。 （１４～２３話、シーズン１終了） 　脱出することができず、リンカーンの処刑の時間まであとわずか。 でも、寸前でドンデン返しとなり処刑延期となります。 　１６話で明かされる囚人たちの過去。なんで彼らは脱穀しなくてはならないのか？ それぞれの思いは熱く、キャラの深みがぐーと増していました。 　マイケルにタトゥーが消え、刑務所の図柄が消えてしまう。 それをヘイワイヤーにより再び図柄を手に入れた。 しかし、診療室のカギが手に入れないと脱獄することはできない。 仲間のひとりが密告したばかりに脱獄計画がばれ、計画は早まることに。 そして、いよいよ決行の日。女医サラの協力で脱出は成功する、その影で協力したサラは自殺するという衝撃的な結末があったとは・・ 　逃亡編となるシーズン２で、彼らに待ち受けている運命は一体？ 　リンカーンが拘った事件の背後には巨大な陰謀があり？ 　裏組織であった父が得た情報が目的？結末はどうのようになるのか？ 　シーズン２が楽しみです。 -Back-