| ソドンヨ ★★★★ |
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2005～06年、韓国ドラマ、全５５話 (Cast) チャン、ソドン・・チェ・ヒョンジェ ソンファ・・・・・イ・ボヨン モンナス・・・・・イ・チャンフン (Story) 百済の王子として生まれながらも、民の子として育ったチャン。 １０歳の時、母のかつての恋人モンナスがいる大学舎に預けられるが、 王家の陰謀に巻き込まれ、国を追われることになる。 新羅にたどりつく途中、母ヨンガモを失い傷心のチャンは、新羅の王女ソンファと出会う。 (Review) 「チャングム」のスタッフが集結した、「ソドンヨ」伝説を元に作られたドラマです。 ラブストーリーがベースになっているせいか、ワクワク感があるわりには、緊張感がないので、作品そのものは軽いです。 ソドンヨは伝説であり、実際は二人の恋はドラマのようにドラマチックでないとしても、 二人が結ばれ、結婚したのは事実なのだから、ふたりのことは心配いらないだろうと。それよりは、百済、新羅のお家騒動が気になりました。 後半、百済が舞台になって、チャンが自分の出世に秘密がわかり、 王への道へと歩むあたりから、面白くなってきました。 話の筋はわかっているけど、この先どうなるか？ どのようにして王になるか？ライバルの思惑はいかに？毎回、ワクワクしてきました。 このドラマをひかれる理由は他にも、日本とつながりが深いこと。 ドラマの中で「倭国」と度々セリフが出てきます。 阿佐太子、厩戸皇子(聖徳太子)時代、倭国を渡り、交流があったとされています。 また、武王（チャン）の息子は、高句麗に破れ、倭国に逃れたとされております。 日本の大名大内家の祖は百済の太子と言われており、現在、山口県下松市がその由来として残れているらしいです。 少年時代のチャンは悪童だったのに、大人になってからのチャンはあまりにも穏やかになっていたのに驚きました。 １０年で、こんなに落ち着いたとは、やっぱ、年月は人間を変えるのかしら？と思いましたが、 演じているチェ・ヒョンジェくんは穏やかな人かと感じました。 実際、ヒョンジェくんはシャイな人物だとか。 少年時代に腕白と違い、ソンファ姫にふりまわされぱっなし。 おい、しっかり！とつい、応援したくなるような、母性本能をくすぐるようなのか彼にありました。 ライバルであるサテッキルは、 恋する人のため、敵にもぐりこんで、スパイ活動はしたものの、うまくいかず、愛するソンファに嫌われてしまう始末。 何が彼の運命の歯車を狂わせたのだろう、彼の最期はあまりにも悲しいです。 王になってからのチャンをもっと観たかったため、最後は物足りなかったです。 -Back- |